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環境ニュース[国内]

ドイツ、再生可能エネルギーによる熱供給に対する今後5年間の助成策を合意

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.02.24 【情報源】/2012.02.10 発表

 ドイツ連邦環境省とドイツ復興金融公庫は、再生可能エネルギーによる熱供給への投資に対する今後5年間の共同助成策について合意した。対象となる設備は、大規模な太陽光温水器、熱貯蓄設備、熱供給網、バイオガス処理設備、バイオマス設備、そして地熱設備であり、ドイツ復興金融公庫のプログラム「再生可能エネルギー・プレミアム」を通じて助成される。このプログラムは、より大規模で商業的要素を持つ設備を助成する連邦環境省の市場促進プログラムの一部でもある。「再生可能エネルギー・プレミアム」への申請は、2011年、大幅に上昇し、融資額は約5億ユーロ(前年は3億4000万ユーロ)となった。
 低利融資と償還助成を組み合わせることが可能であり、これは、複数の熱需要者や複数の都市や農村地域に同時に供給可能な設備に対する理想的な財政調達条件を創出している。企業にとっては、再生可能エネルギーを用いて熱需要を供給することにより光熱費の削減に、エネルギーサービス事業者にとっては、新たな顧客への提供商品の拡大につながる。10年前に開始したこのプログラムは、既に1万件以上のプロジェクトに対し、20億ユーロ以上の融資を提供している。【ドイツ連邦環境省】

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