伊藤忠商事、子供向けの職業体験施設「キッザニア東京」に環境パビリオンを出展

【環境一般 CSR】 【掲載日】2012.02.21 【情報源】企業／2012.02.16 発表

　伊藤忠商事は、子供向けの職業体験施設「キッザニア東京」（東京都江東区）に出展し、環境をテーマにしたパビリオン「エコショップ」を4月にオープンする。伊藤忠が参画する世界的な環境運動「MOTTAINAI（もったいない）キャンペーン」の活動内容をテーマに展開する。子供たちが環境問題について考え、体感できる場にする。

　エコショップでは、MOTTAINAIキャンペーンのオリジナル商品を子供たちが自らデザインして製作する。エコバッグや「マイ風呂敷」「マイ箸」など、環境素材を使った環境に配慮した商品がある。作品は持ち帰ることができ、自分だけの環境配慮型グッズとして使うことによって、生活の中で環境保全への意識向上を促す狙いもある。

　併せて、子供の参加1人につき植林用の苗木1本分の費用をケニアの植林活動に贈る取り組みを実施。世界の環境問題を身近に感じてもらうとともに、環境保全に参加する意識を育てる。MOTTAINAIキャンペーンは、環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な運動で、2005年に始まった。

　伊藤忠は2005年にMOTTAINAIキャンペーンに参画し、リデュース（ゴミ削減）、リユース（再利用）、リサイクル（再資源化）と資源へのリスペクト（尊敬）の「4R」を推進。子供に人気があるキッザニア東京への出展を通して環境を楽しく学ぶ場を提供し、環境を守る国際語「MOTTAINAI」の普及と環境意識が高い子供の育成を図る。【伊藤忠商事（株）】