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環境ニュース[国内]

イギリス政府、確実で持続可能な再生可能エネルギー固定価格買取制度に向け、ソーラーエネルギーの買取価格改訂を発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.06.08 【情報源】/2012.05.24 発表

 イギリスのエネルギー・気候変動省は、2012年5月24日、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が家庭や企業、ソーラーエネルギー産業にとって確実で持続可能なものになるよう、現行の買取価格等の改訂を発表した。
 これにより新設の家庭用小型ソーラーパネルの場合、買取価格はキロワット時あたりこれまでの21ペンスから16ペンスへと引き下げられる。この価格はソーラー発電への補助が過剰にならないよう、その後3カ月ごとに見直し、毎回平均3.5%引き下げる予定だが、普及が急速に進めば引き下げ幅を最大28%まで拡大し、普及が進まなければ最大で半年据え置きとする。小売物価指数(RPI)は従来どおり買取価格設定時に勘案する。これまで25年としていた買取期間は、制度の対象となる他のエネルギーに合わせ、20年に短縮する。また余剰電力買取価格は送電網に供給される実質的価値を反映してキロワット時あたり3.2ペンスから4.5ペンスへと引き上げる。改訂された価格での投資利益率(ROI)は標準的な設備で約6%になるという。改訂は2012年8月1日から施行される。【イギリスエネルギー・気候変動省】

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