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環境ニュース[国内]

宮崎県「綾地域」 ユネスコエコパークに登録

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.07.12 【情報源】文部科学省/2012.07.11 発表

 文部科学省と林野庁は、平成24年7月11日、7月9日から7月13日にパリにて開催されている「第24回人間と生物圏(MAB)国際調整理事会」において宮崎県「綾地域」がユネスコエコパークに登録することが決定されたと発表。
 ユネスコエコパークは、生物多様性の保全持続可能な開発、学術研究支援を目的として、1976年(昭和51年)にユネスコが開始した制度。
 「綾地域」は、東アジアの照葉樹林帯の北限付近にあり、多くの日本固有種で構成されている照葉樹自然林が日本最大規模で残されているほか、高標高域にはブナが優占する自然林が現存している。また、有機農業等との連携でのエコツーリズムを通じ、自然と人間の共存に配慮した地域振興策等が行われている地域。平成23年9月に「日本ユネスコ国内委員会 自然科学委員会 人間と生物圏計画分科会」において、ユネスコエコパークに推薦することが決定された。
 なお、今回の宮崎県「綾地域」の登録は、日本では1980年の「屋久島」「大台ヶ原・大峰山」「白山」「志賀高原」についで、5カ所目の登録となるもの(2011年7月現在、世界での登録総数は、114カ国、580地域)。【文部科学省】【林野庁】

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