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環境ニュース[国内]

京セラ、国内最大70MWの太陽光発電所運営会社「鹿児島メガソーラー発電」を設立

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.08.02 【情報源】企業/2012.07.31 発表

 京セラは、1カ所あたりの発電能力で国内最大となる70MW(7万kW)の大規模太陽光発電所を運営する会社「鹿児島メガソーラー発電」を設立した。9月に着工し、2013年秋頃の完成予定で、鹿児島市に計画している。他の出資会社のKDDI、IHI、九電工、京都銀行、鹿児島銀行、竹中工務店とともに手続きを完了した。事業には約270億円を投資する。

 鹿児島メガソーラー発電は、資本金約43億円。鹿児島市の九電工鹿児島支店内に本社を置き、7月10日に設立した。社長は、京セラの前田辰巳・副社長が務める。事業期間は、発電所完成後、電力供給を始めてから20年間となる。京セラを含む出資各社の出資金と、みずほコーポレート銀行のプロジェクトファイナンスで資金を調達する。

 発電所は「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」の名で、IHIが保有する鹿児島市臨海部の127万m2の土地に建設し、京セラの太陽電池モジュールを設置する。年間で一般家庭2万2000世帯分の消費電力にあたる約7万8800MWh(7880万kWh)の発電電力量を見込み、年間約2万5000tのCO2を削減する。発電した電力は九州電力に売電する。

 京セラが会社運営業務を手掛け、京セラの太陽光発電システムを販売する京セラソーラーコーポレーションと九電工、竹中工務店が建設工事を実施。運営保守は京セラソーラーコーポレーションと九電工が担当する。鹿児島メガソーラー発電は、大規模太陽光発電ビジネスを通して電力不足解消に協力するとともに、地域の活性化にもつなげる。【京セラ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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