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環境ニュース[国内]

JX日鉱日石エネルギー、仙台製油所と下松事業所でメガソーラーでの発電事業開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.08.22 【情報源】企業/2012.08.14 発表

 JX日鉱日石エネルギーは、メガソーラー(大規模太陽光発電所)での発電事業を始める。仙台製油所西地区(宮城県多賀城市)で2013年1月、下松事業所(山口県下松市)で同年3月から実施する。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に開始されたことを受け、初めて太陽光発電事業に参入する。顧客へのメガソーラーの提案にも役立てる。

 仙台製油所、下松事業所とも遊休地を活用して太陽光発電システムを設置する。仙台製油所西地区は1.8haに発電出力1MW(1000kW)、下松事業所は所内の2.7haに同1.75MW(1750kW)を設ける。仙台製油所では、大規模停電が発生した際に太陽光発電の自立運転で最大50kWの電力を地域に提供できる設備を構築。複数メーカーの太陽光パネルの比較も行う。

 JXエネルギーは、「省エネ」「再エネ(再生エネルギー)」「自立(自立型エネルギー)」をキーワードに「ENEOS創エネ事業」と名付けた新エネルギー事業を展開。太陽光発電に関しては、一戸建て・集合住宅、公共・産業向けにシステムを販売している。今回、固定価格買い取り制度導入を踏まえ、自らも遊休地で太陽光発電事業を始めることにした。

 JXエネルギーはこれまでも電力会社向けの電力卸供給事業(IPP)や、一般企業への電力小売事業(PPS)を手掛け、IPPは6カ所計84万kW、PPSは6カ所計99万2000kWの規模がある。今後はこれらに加え、大規模太陽光発電事業に積極的に取り組む。自社の発電事業だけでなく、大規模太陽光発電の技術やノウハウを蓄積し、顧客へのシステム提供に活用する。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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