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環境ニュース[国内]

住友商事、電力事業子会社が秋田県男鹿市に現地との協業で大型風力発電所を建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.10.02 【情報源】企業/2012.09.28 発表

 住友商事の100%子会社で電力事業のサミットエナジーは、秋田県男鹿市に現地建設会社との協業で大型風力発電所を建設する。発電規模は28.8MW(2万8800kW)で、10月に着工し、2014年末の完成を予定している。サミットエナジーにとって3カ所目の大型風力発電所で、規模は最大となる。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に始まったことを受け、新設を決めた。サミットエナジーが95%、男鹿市の建設会社グループが5%出資して設立した資本金4億円の特定目的会社、男鹿風力発電が事業主体となる。三菱重工業製の2.4MW(2400kW)の風力発電設備を12基設置して発電する。

 サミットエナジーは、風況に優れるため多数の風力発電所がある東北地方で新たな発電所開発を進め、地元企業と組んで男鹿市に造ることにした。発電した電力は全量、東北電力に売電する。サミットエナジーは現在、茨城県鹿嶋市で20MW(2万kW)、山形県酒田市で18MW(1万8000kW)の風力発電所を運営している。

 住友商事は1990年代後半以降の電力自由化を背景に、サミットエナジーを通じて電力小売り事業を展開。2カ所の風力発電所のほか、新潟県糸魚川市の50MW(5万kW)のバイオマス発電所と2カ所の火力発電所で発電している。今回の男鹿市の風力発電所建設決定を機に、再生可能エネルギーの拡大を推進していく。【住友商事(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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