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環境ニュース[国内]

王子ホールディングス、100%子会社が北海道のグループ所有地に太陽光発電を設置

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.10.30 【情報源】企業/2012.10.26 発表

 王子ホールディングスの100%子会社で資源・環境ビジネス企画・管理・運営の王子グリーンリソースは、北海道白糠(しらぬか)町のグループ所有地に太陽光発電設備を設置して発電事業を実施する。発電規模は1.3MW(1300kW)となり、約4億円を投じる。2013年8月に稼働を始める予定になっている。
 白糠町は全国的にも日照量に恵まれることから、大規模太陽光発電所を造って発電事業の強化を図る。年間1.4GWh(140万kWh)の発電量を見込み、売電する。王子グリーンリソースは、10月1日の王子ホールディングス設立に合わせてできた新会社で、グループ内の資源環境ビジネスを統括する。
 グループは、同様に王子ホールディングス100%子会社で旧王子板紙の王子マテリア富士第一工場(静岡県富士市)に、未利用木材などの木質バイオマスを燃料にした新ボイラーを設置することも決めている。2015年3月の稼働を予定し、重油使用量を大幅に削減するとともに余剰電力を販売する。
 白糠町での太陽光発電は、新ボイラーに続く電力事業強化策となり、グループは今後も、太陽光、バイオマス燃料、水力、地熱、風力など再生可能エネルギーによる発電事業を拡大する。王子製紙は10月1日に純粋持ち株会社制に移行し、商号を王子ホールディングスに改めて新たにスタートした。【王子ホールディングス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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