一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

三井不動産、3施設目の大規模太陽光発電所を北海道苫小牧市に建設して売電事業

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.11.01 【情報源】企業/2012.10.29 発表

 三井不動産は、自社で3施設目となる大規模太陽光発電所(メガソーラー)を北海道苫小牧市に建設し、北海道電力に売電する事業を実施する。電気化学工業と日本ゼオンが保有する土地の有効活用を図り、三井不動産が土地を賃貸して発電出力約23MW(2万3000kW)のメガソーラーを造り、単独で事業を運営する。2013年度の稼働を目指す。
 メガソーラーは苫小牧港に面した約37haに建設、11月の着工を予定する。土地所有者から土地を賃貸して太陽光発電所を設置し、再生可能エネルギーによる発電事業を行う三井不動産の新戦略の一環で、顧客企業の土地の有効活用が目的。エネルギー・環境問題に積極的な電気化学工業と日本ゼオンのニーズに合ったソリューションとして展開する。
 今回建設を決めた苫小牧市のメガソーラーには日本製の太陽電池モジュールと設備を採用。23MW(2万3000kW)の出力で一般家庭約6600世帯分にあたる約2400万kWhの年間発電電力量を見込み、発電した電力は北海道電力に20年間、売電する。苫小牧市は北海道南西部の太平洋側にあり、道内では比較的温暖で積雪量も少なく、年間を通して発電できる。
 三井不動産はこれまで、山口県山陽小野田市に太平洋セメントが保有する土地約16haに約13MW(1万3000kW)のメガソーラーを建設して単独運営する計画と、大分市の三井造船事業所内に約17MW(1万7000kW)を造って三井造船と共同運営する事業を公表。いずれも2013年度の稼働を予定する。苫小牧市を含む3カ所の年間発電電力量は約5600万kWhとなる。【三井不動産(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク