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環境ニュース[国内]

大阪ガス、子会社が兵庫県洲本市の太平洋セメントなどの土地で太陽光発電事業実施

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.11.09 【情報源】企業/2012.11.06 発表

 大阪ガスの100%子会社で新エネルギー事業のエナジーバンクジャパン(EBJ)は、兵庫県洲本市に太平洋セメントなどが保有する採掘場跡地の土地を活用して太陽光発電事業を実施する。12月に工事を始めて容量約8.9MW(8900kW)の大規模設備を設置し、2013年7月から関西電力に売電する予定。導入時の初期投資が不要になる独自の枠組みを使う。
 太陽光発電設備は約17haの土地に設け、約8.9MWの設置容量で年間約1000万kWhの発電量を想定している。独自の枠組みは「SOLAR−ECOWAVE(ソーラー・エコウエーブ)」と呼ぶエネルギーサービスで、EBJが顧客の建物や土地に太陽光発電設備を持ち込んで発電し、発電電力量に合わせて利用料を受け取る仕組み。顧客の初期投資が不要なことが特長になる。
 今回は従来のソーラー・エコウエーブとは方法が異なり、EBJが太平洋セメントなど土地所有者に賃貸料を支払って売電事業を行う。資金調達、太陽光発電設備の選定・エンジニアリング・設置・保守メンテナンス・管理にソーラー・エコウエーブの枠組みを利用し、EBJはリース会社から太陽光発電設備を借り受け、発電量に応じて設備利用料を支払う。
 ソーラー・エコウエーブは、兵庫県と淡路島の洲本、南あわじ、淡路の3市が進めるエネルギーと食料の自給率向上などを目指す施策「あわじ環境未来島構想」の関連事業とされ、各地に太陽光発電を導入している。洲本市では2011年6月に市防災センター鳥飼会館(8.65kW)に設置したほか、2013年に県立淡路病院に150kWの設備を計画。今回が3件目となる。【大阪ガス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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