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環境ニュース[国内]

JFEエンジニアリング、太陽光発電事業に本格参入、国内6カ所にメガソーラー建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.11.07 【情報源】企業/2012.11.02 発表

 JFEエンジニアリングは、太陽光発電事業に本格参入し、国内6カ所に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。これまで顧客の電力確保の要望に対応し、太陽光発電所建設のエンジニアリングを提供してきたが、自社でも太陽光発電による電力供給事業に乗り出すことにした。新設する6カ所を合わせた設備容量は40MW(4万kW)となる。
 メガソーラーは、JFEエンジニアリングが所有する津市、宮城県多賀城市、静岡市清水区の遊休地、グループのJFEスチールが持つ岡山県倉敷市、栃木県芳賀町の遊休地と、地元地権者が保有する北海道釧路市ほかの1カ所に造る。津市に設置するメガソーラーを皮切りに順次運転を始め、発電した電力は、各地区の電力会社に全量を売電する。
 各メガソーラーの設備容量は、津市が3MW(3000kW)、釧路市ほかが5MW(5000kW)、倉敷市が6MW(6000kW)、多賀城市が3MW(3000kW)、芳賀町は13MW(1万3000kW)、静岡市が10MW(1万kW)。運転開始はそれぞれ2013年7月、同年10月、同年10月、同年12月、2014年4月、2015年1月を予定する。6カ所すべての年間発電電力量は計約3900万kWhとなる。
 約3900万kWhは、一般家庭約1万700世帯分の年間消費電力量に相当し、年間1万8500tのCO2排出削減効果が見込まれる。JFEエンジニアリングは発電事業を実施する一方、従来の太陽光発電プラントの建設にも力を入れ、2013年度までに数十カ所、計約200MW(20万kW)の受注を計画している。さらに、太陽光に加えて地熱やバイオマスにも取り組む。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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