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環境ニュース[国内]

三井物産、東京ガス子会社とブラジルでコージェネのエネルギーサービス事業に参画

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.11.20 【情報源】企業/2012.11.15 発表

 三井物産は、東京ガスの100%子会社でエネルギーサービスなどを手掛けるエネルギーアドバンスと、ブラジルで天然ガスコージェネレーション熱電併給)システムを使ったエネルギーサービス事業に参画する。共同で設立した投資会社を通じ、ブラジル最大手の天然ガス利用設備によるエネルギーサービス専業事業会社、エコジェンの全株式を取得する。
 三井物産が90%、エネルギーアドバンスが10%出資した投資会社が、エコジェンの株を100%保有する持ち株会社の全株式を取得する枠組みとなる。エコジェンは、サンパウロ、リオデジャネイロなど都市中心部のショッピングモール、ビル、ホテルなどを対象に、天然ガスコージェネレーションシステムの設計、レンタル、操業、保守管理を実施している。
 エコジェンが導入したコージェネレーション設備の総容量は、10月末現在で約13万kWに相当する。三井物産とエネルギーアドバンスは、エコジェンの主要顧客層の商業関係に加え、需要拡大が見込まれる産業分野の開拓を進める。三井物産は、ブラジルのガス配給会社に出資する現地子会社を活用し、エネルギーアドバンスは技術や営業のノウハウを提供する。
 ブラジルは2014年のサッカーW杯、2016年の五輪開催を控えてインフラ整備が進む中、追加電源の確保が求められ、たびたび起きる停電の対策としてコージェネレーションのニーズが高まっている。三井物産は参画を通して、重点地域に位置付けるブラジルでガス事業を強化する。東京ガスグループが海外でエネルギーサービス事業にかかわるのは初めてとなる。【三井物産(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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