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環境ニュース[国内]

横浜市 EVで高齢者の訪問診療 来年11月まで実証実験

大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.11.26 【情報源】地方自治体/2012.10.09 発表

 小型の2人乗り電気自動車(EV)で、通院が難しい高齢者らの訪問診療・看護を行う実証実験が10月15日、横浜市金沢区で始まった。同市と日産自動車、済生会若草病院(同区平潟町)が連携したもので、来年11月30日まで行い、本格導入の是非を判断する。
 同市などによると、同病院周辺は狭い道が多く、車では患者訪問時の路上駐車や車の切り返し、すれ違いなどが難しかった。今回試験的に導入されたEVは同社が開発したもので、全長約2.3m、幅約1.2m、高さ約1.5m。軽自動車よりも小さいが馬力はあり、1回の充電で走行可能な距離は約100kmで、速度は時速80kmまで出せる。リチウムイオン電池で駆動するため二酸化炭素(CO2)などを出さず、環境にもやさしい。
 同市内でこのタイプのEVが試験導入されるのは、観光用と防犯パトロール用に続き3例目で、訪問診療・看護では初めて。国土交通省から特別に認定を受け、公道を走行できるようにした。 温暖化対策統括本部企画調整部 TEL:045-671-2636 【横浜市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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