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環境ニュース[国内]

凸版印刷・積水化学工業など、「HEMS利用の価値向上のための調査事業」を共同実施

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.12.14 【情報源】企業/2012.12.11 発表

 凸版印刷、積水化学工業などは、環境省の「2012年度HEMS(住宅エネルギー管理システム)利用の価値向上のための調査事業」を共同で12月中旬に本格的に始める。HEMSサービスの向上や有効活用に向けた調査・分析、大規模なHEMSデータ利用の検討、普及促進を図るシステムモデル構築、HEMSを使った省CO2診断の効果検証を実施する。
 CO2排出量やエネルギー消費量を「見える化」するHEMSの自立的なシステムモデルを早期構築するための3年間の継続事業で、低炭素ライフスタイルの定着を目指す。調査では、HEMSを設置している約1000世帯のモニターを募ってデータを収集するとともに、モデル世帯を約20世帯募集し、生活行動も含めた詳細な非電力データを集める。
 生活者にヒアリングして効果的なCO2削減アドバイスを行うほか、商品・チラシ情報など生活に密着したサービスにエネルギー情報を加えると、HEMS導入の動機付けが高まって継続利用が促進される、という仮説を検証。さらに、企業のHEMSデータ活用を想定し、CO2削減ポイントの付与やマーケティング活動に活用する手法を開発する。
 凸版印刷は事業全体のサポートを担当し、家庭で省エネ行動を促す施策など生活者の消費行動の変化につながるコミュニケーションやプロモーションを支援する。積水化学工業は、新築住宅にHEMSを搭載している実績を生かし、省CO2診断の効果をHEMSデータで検証すると同時に、データを基に居住者に省エネ提案を行う方法を検討する。【凸版印刷(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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