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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、カリブ海サンゴ礁保護グループを発足

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2013.01.22 【情報源】アメリカ/2013.01.08 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、プエルトリコおよびアメリカ領バージン諸島周辺のサンゴ礁保護を目的に省庁間の連携を図る「カリブ海サンゴ礁保護グループ」の発足を発表した。グループには、EPAのほか、現地のバージン諸島計画自然資源局、プエルトリコ環境保全委員会、プエルトリコ自然環境資源局、アメリカ政府から海洋大気庁サンゴ礁保全プログラム、魚類野生生物局、農務省自然資源保全局、国立公園管理局、地質調査所が参加する。
 カリブ海のサンゴ礁は、その美しさだけでなく生態系および経済的な価値も高いことで知られているが、その生態系は、乱獲、陸上からの土壌流出、汚染、気候変動による海水温上昇と酸性化などのストレス増加によって劣化が進んでいる。カリブ海サンゴ礁保護グループは、より効果的な政府戦略へと機関間の連携をとり相互の作業を補完して、現地で管理できるストレス緩和策を実施しサンゴ礁の保護を目指すという。
 2013年2月25日には、バージン諸島のセント・トーマス島で公聴会を実施し、現地のサンゴ礁の現状について、地元団体や市民の意見や懸念を聴取することになっている。【アメリカ環境保護庁】

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