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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、環境汚染に関する2012年の取締り結果を公表

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2013.01.24 【情報源】アメリカ/2013.01.09 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、環境汚染に関する2012年の取締り結果を公表し、民事上・刑事上の法的措置を通じて、国民の健康に多大な影響を与える汚染問題の改善に取り組んだことを示した。
 その例として、飲料水の基準違反について取締りを強化した結果、重大な違反を犯している施設がアメリカ国内で過去3年間に60%以上減少した。さらに国内の大規模な合流式下水道の67%以上において、未処理の下水や汚染雨水を削減する対策を実施しているという。このほかEPAでは、人々の健康影響を脅かす行為に対する刑事告訴、環境正義に基づく法的措置、企業に大気汚染の監視とデータ公開を義務づけるフェンスライン・モニタリング、各地域における違反者の情報等を提供する情報公開ツールなど、様々な取組を推進している。
 既に公表されたデータによると、2012年、こうした取組により、全国で大気、水、土壌の汚染物質や有害廃棄物を約66億ポンド削減、基準違反を抑制する民事上・刑事上の罰金等は約2億5200万ドルとなったという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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