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環境ニュース[国内]

栃木県 太陽光発電の拡大へ 11施設の屋根貸し出し

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.02.04 【情報源】地方自治体/2013.01.11 発表

 栃木市は1月10日、太陽光発電を拡大するために市内の公共施設11施設の屋根を「栃木メガソーラー」に貸し出すことが決まったと発表した。募集していたのは13施設で、市は今後も貸し出す範囲を拡大して2次募集をする方針。
 同社に貸し出されるのは、西方総合文化体育館(同市西方町本郷)など11施設の13棟の屋根。発電容量は合計803kW。
 市にとっては年間約150万円の使用料に加え、固定資産税や法人税の増収が見込める。同社は昨年10月、電気事業に関わる同市内の7法人が出資して設立された。
 市環境課によると、事業者が決まらなかった2施設では、屋根が西を向いているなど発電効率が悪くなる可能性があった。同課は「他の公共施設も含めて2次募集に向けてもう一度精査したい」としている。
 屋根の貸し出しは、栃木県が太陽光発電の拡大計画「とちぎサンシャインプロジェクト」を推進しているのを受けて始まった。
 鈴木俊美市長は「公共施設の発電は災害時での貢献も期待できる。新エネルギーの利用促進を進めたい」と話した。 生活環境部環境課 TEL:0282-21-2601 【栃木県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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