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環境ニュース[国内]

全日空、環境活動の「e-flight 2013」を実施、カーボンオフセット商品を機内販売

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.02.14 【情報源】企業/2013.02.12 発表

 全日空(ANA)は、環境活動の「e-flight(エコトライアルフライト)2013」を3月1〜31日に実施する。東日本大震災被災地の宮城県南三陸町で整備している森林の間伐材を使って地元で製作したオリジナルグッズを、カーボンオフセット付き商品として機内で特別販売する。顧客が保有するマイルで環境保全に参加できるプログラムも用意した。
 e-flightは、空の上から地球環境を考えることをテーマにANAが定期的に行っている環境コミュニケーションの取り組み。今回は、「ANAこころの森」と名付け、震災復興支援も兼ねて三陸町で手掛ける森林整備活動で発生する間伐材を使用した独自商品を販売する。国内全路線で飛行機をかたどったピンバッジ、国際線全路線でパズルを扱う。
 ピンバッジは500円で、1個の購入によって、羽田‐伊丹間の1人の片道航空機利用で排出されるCO2量に相当する47kgをオフセット(相殺)でき、オフセット代金は、岩手県住田町の森づくりに活用。パズルは2000円となり、同じく成田‐バンコク間の同CO2量にあたる395kgをオフセットし、フィリピン・キリノ州の植林活動などに生かされる。
 手持ちマイルでの環境保全への参加は「環境サポートマイル」と呼び、1口3000マイルから参加できる。1マイルを1円に換算し、顧客の選択で東北地方の海岸林再生か沖縄のサンゴ再生プロジェクトに使う。ANAグループは2020年度に向けた中長期環境計画を2012年度に始め、有償輸送量あたりのCO2排出量の2005年度比20%削減を目指している。【全日本空輸(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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