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環境ニュース[国内]

住友林業、「京の杜プロジェクト」に協賛、小学校にシダレザクラクローン苗木寄贈

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.03.19 【情報源】企業/2013.03.14 発表

 住友林業は、世界遺産に登録されている真言宗醍醐派の総本山醍醐寺(京都市伏見区)が主催する循環型社会実現に向けたキャンペーン「京の杜(もり)プロジェクト〜桜がつなぐ架け橋〜」に協賛し、プロジェクトに協力する同寺近くの小学校に、同寺のシダレザクラのクローン苗木を3月15日に寄贈した。
 京の杜プロジェクトは、京都の寺社で大量に発生する落ち葉を有効活用するため、落ち葉を堆肥にし、できた堆肥で新たな緑を育てる取り組み。循環型社会の構築を目指している。総本山醍醐寺では、近隣にある醍醐小学校(京都市伏見区)の児童らに落ち葉拾いや堆肥作り、桜の育成などを手掛けてもらう。
 醍醐寺は、豊臣秀吉が1598年に催した「醍醐の花見」の舞台で、その時の桜の子孫「太閤しだれ桜」で知られる。住友林業は2000年に、弱っている太閤しだれ桜のクローン苗の増殖に組織培養で成功して以来、後継樹育成を担っている。京の杜プロジェクトが同社の環境への考えと合致することから協賛した。
 2012年11月のプロジェクト発足当初からラジオ番組を通じた告知活動を行い、同月に実施された落ち葉拾いには社員も参加した。今回、「太閤千代しだれ」と呼ぶ太閤しだれ桜のクローン苗木2鉢を醍醐小学校に贈り、児童の桜の育成に協力することにした。社員による児童への環境教育講座も予定している。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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