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環境ニュース[国内]

積水ハウス、高い断熱性と最新の省エネ機器でエネルギー収支をゼロにする住宅発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.10 【情報源】企業/2013.04.08 発表

 積水ハウスは、高い断熱性と最新の省エネ機器でエネルギー収支をゼロにする住宅を4月8日発売した。太陽電池燃料電池での創エネに加え、消費エネルギーを大幅に削減することで実現する。政府が2020年までに普及を目指す一次エネルギー消費量を正味(ネット)でおおむねゼロにする「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りした。
 高品質住宅に太陽電池燃料電池を組み合わせて2009年から展開する環境配慮型住宅「グリーンファースト」、それに蓄電池を搭載して2010年8月に発売した「グリーンファーストハイブリッド」を進化させ、「グリーンファーストゼロ」と名付けた。高断熱、省エネ設備、自然を活用するパッシブ技術での削減分と、創エネ分でエネルギーを相殺する。
 深い軒で夏に日差しを遮って冬に取り込むほか、次世代基準の一般住宅と比べて断熱性能を30%向上させて冷暖房効率を高める。熱が逃げやすい開口部には、断熱性能の高いアルゴンガス封入複層ガラスと高断熱サッシを採用。高効率エアコンやLED(発光ダイオード)照明も備える。太陽電池は瓦一体型モジュールでさまざまな屋根形状に対応する。
 HEMS(住宅エネルギー管理システム)は、エネルギーの「見える化」のほか、業界初となる太陽電池燃料電池の発電量、蓄電池の運転状況の「見守り」機能を標準搭載した。ネットワークを介して積水ハウスが運転状況をチェックして診断する。外出先からも状況が確認できる。2013年度に新築一戸建て住宅の40%、2014年度に同60%の販売を目標にした。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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