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環境ニュース[国内]

パナホーム、太陽光発電パネルで屋根を構成した新デザインのスマートハウスを発売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.03 【情報源】企業/2013.03.28 発表

 パナホームは、太陽光発電パネルで屋根を構成した新しいデザインのスマートハウス「カサート エコ・コルディス」を4月19日に発売する。平均的な35坪(約116m2)の延べ床面積の2階建て住宅でも、10kW以上の大容量の発電システムが搭載でき、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の売電によって、20年で1000万円の収入も可能になる。
 太陽光発電パネルは屋根の上に設置するといった従来の常識を改め、太陽光発電パネルそのものを屋根にするデザインを取り入れた。全体に太陽光発電パネルを搭載する「フルPVルーフ」と呼ぶ屋根と、雨水を流すといを組み込んだフレームで構成。一方にだけ傾斜がある片流れとなり、一般的な住宅(平均4.19kW)の2倍以上の容量が設置できる。
 買い取り制度では、10kW以上だと発電電力の全量か余剰分が20年間売電できる。試算では、愛知県にエコ・コルディスを建て、傾斜角約14度の南向き屋根で12.58kWの容量があり、最新の家電製品を使用するケースで1年間の売電収入は51万5000円となり、20年で1000万円を超える。太陽光発電パネルは、高効率パナソニック製「HIT」を採用した。
 断熱性能や省エネ型の換気システムなど建物自体が環境性能を持つほか、対応する家電機器を制御できるHEMS(住宅エネルギー管理システム)などパナソニックの最新設備も備える。建物は軽量鉄骨造り。2階建て延べ床面積111.35m2(33.67坪)、12.58kWの太陽光発電を搭載するモデルプランで2892万円から。初年度に1000棟の販売を目標にした。【パナホー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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