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環境ニュース[国内]

三井不動産レジデンシャル、建売分譲住宅で初のスマートハウスプロジェクトに着工

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.03.18 【情報源】企業/2013.03.13 発表

 三井不動産レジデンシャルは、建売分譲住宅で全国初めてとなる東京都豊島区のスマートハウス(環境配慮型住宅)プロジェクト「ファインコート大塚」に着工した。全戸に家庭用燃料電池「エネファーム」、家庭用蓄電池、住宅エネルギー管理システム(HEMS)を標準装備し、全ての照明にLED(発光ダイオード)を採用した。7月下旬に販売を始める。
 ファインコート大塚は総戸数21戸。木造2階建てと3階建てで3LDKと4LDK。電力ピークシフト、環境負荷の低減、停電時のライフライン確保を特長にしている。家庭内で使用する電力の約6割をエネファームで発電でき、7.2kWhの容量の家庭用蓄電池に深夜電力を蓄え、電力需要が高まる時間帯に使用。日中は電気をほとんど購入しない暮らしを実現する。
 環境負荷の軽減では、住宅が持つ省エネ性能に加え、エネファーム、太陽光発電(一般棟はオプション)、LED照明、人感センサーなどでCO2排出量を抑制する。HEMSでのエネルギーの「見える化」効果も合わせ、年間最大18万5400円の光熱費を節約し、CO2排出量を年間約3500kg削減。一般家庭と比べ、年間のエネルギー使用量を年間最大55%削減する。
 停電時は、蓄電池からの電力で照明や冷蔵庫などの使用を可能にする。モデルハウスには太陽光発電と、電気自動車(EV)の駆動用バッテリーから電力を取り出せるパワーステーションを標準採用したほか、全戸に太陽光発電とEVパワーステーションの導入に対応する配管などのインフラを備える。建物は7月下旬に完成し、10月下旬の入居を予定する。 【三井不動産レジデンシャル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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