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環境ニュース[国内]

三菱電機、神奈川県内の事業所が里山保全活動を本格的に開始、3プログラムを展開

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.04.26 【情報源】企業/2013.04.24 発表

 三菱電機は、神奈川県内の全事業所が地域と連携して行う里山保全活動を2013年度に本格的に始める。平野、山、海といった自然に富んだ同県の特徴を生かし、農地回復、森の保全、海草のアマモ再生の3種のプログラムを県内で展開する。各プログラムとも年間3〜4回実施し、地元団体の協力で事業所の従業員と家族らが取り組む。
 農地回復は、荒れた農地を作物がよく育つ農地にすることが狙いで、鎌倉市で行う。同市の遊休農地解消対策協議会と実践活動協定を4月24日に結んだ。既に3月16日に活動を開始し、今後、5、7、10月に予定。森の保全は、緑化団体やNPOと、相模原市で全国的に珍しい都市部に隣接する平地林の存続を目指す。5、7、12月に活動する。
 アマモ再生は、横浜市周辺の東京湾で海水浄化作用のあるアマモ場を再生し、海の浄化と生態系の保全を進める。NPOの協力を受けて6、8、11月に取り組む。各活動には、神奈川支社(横浜市西区)、情報技術総合研究所など5研究所(鎌倉市)、湘南事務所(同市)、鎌倉製作所(同市)、相模事務所(相模原市中央区)が参加する。
 三菱電機は里山を「田畑、雑木林海岸、集落等から構成された“人間の生活に身近な自然環境”」と定義して2007年に保全活動を始めた。現在、東京都、静岡、愛知、岐阜、兵庫、広島、福岡県などの計10カ所で展開し、今回開始する神奈川県は11カ所目。複数の事業所が地域内の複数の活動を共同で行うのは神奈川が初めてになる。【三菱電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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