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環境ニュース[国内]

大京、分譲マンションを環境配慮型にして展開 電力一括購入導入物件を標準採用に

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.06.13 【情報源】企業/2013.06.11 発表

 大京は、今後分譲する同社の「ライオンズマンション」を環境配慮型のスマートマンションにして展開することを決めた。まず首都圏と関西地区の新築マンションで、総戸数50戸以上の電力一括購入システム導入物件から標準採用し、マンションエネルギー管理システム(MEMS)を積極的に推進する。第1弾は東京・王子に建設する物件となる。
 電力一括購入システムは、高圧電力を一括で受電することで個別に電力会社と契約するより、安い料金で電気が利用できる仕組みとなる。これに加えてMEMSを入れ、通信機能を備えた電力量計のスマートメーターを標準装備して連携させる。スマートメーターでマンション全体や各戸の電気使用量を「見える化」し、使用量の約15%節減を目指す。
 共用部と全体の電力使用量を示して入居者の節電意識を高めるほか、各住戸では30分ごとの電力使用量をリアルタイムに「見える化」する。過去の実績との比較や需給調整が必要な時間などが確認できる。冬や夏の電力需給ひっ迫時や電力使用が集中する際は、節電を求めてピークを抑制する。節電貢献者の料金を割り引くサービスも実施する。
 最初のスマートマンションは「ライオンズ王子ステーションライズ」で、14階建て、総戸数64戸となり、2014年12月の完成を予定している。この物件に続き、他の電力一括購入システム導入物件も順次、スマートマンションにして節電・ピークシフトを進める。大京は2011年に、50戸以上のマンションに電力一括購入システムを入れることにした。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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