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環境ニュース[国内]

丸紅、株主総会の電力にグリーン電力使用、「グリーン電力証書」システム活用

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.06.26 【情報源】企業/2013.06.21 発表

 丸紅は、第89回定時株主総会会場の電力に環境負荷が少ないグリーン電力を使用した。環境負荷価値を取引する「グリーン電力証書」システムを活用した。会場となったパレスホテル東京(東京・千代田区)を運営するパレスホテル(同区)が証書を購入した。丸紅がグリーン電力で株主総会の電力を賄うのは2年連続で計4回目となる。
 グリーン電力証書のシステムは、発電時にCO2が発生しないグリーン電力の環境価値を証書にして取引し、グリーン電力を使用したと見なす仕組み。グリーン電力は、水力、風力、バイオマス、太陽光、地熱などの自然エネルギーで発電された電力を指し、石油、石炭といった化石燃料での発電と異なり、環境負荷が少ない。
 パレスホテルは、丸紅の株主総会にあたって1500kWh分のグリーン電力証書を購入した。グリーン電力証書は、丸紅の100%子会社で発電・電力供給事業を手掛ける三峰川(みぶがわ)電力が発行した。三峰川電力は長野県伊那市、同県茅野市、山梨県北杜市で小水力発電所を運営している。発行した証書の発電種別は水力発電となる。
 丸紅はこれまで2009年の第85回、2010年の第86回、2012年の第88回定時株主総会でも会場の電力にグリーン電力を使用し、いずれも今回と同じ1500kWh分のグリーン電力証書を利用した。三峰川電力が証書発行事業者になったのは2010年3月で、2010年の株主総会が初の証書発行案件だった。丸紅は今後もグリーン電力の活用を進める。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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