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環境ニュース[国内]

NEC、蓄電池や太陽光パネルも含めて建物の エネルギーを統合管理するBEMS発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.06.28 【情報源】企業/2013.06.26 発表

 NECは、蓄電池や太陽光パネルも含めて建物全体のエネルギーを統合管理するビルエネルギー管理システム(BEMS)を6月26日発売した。出荷は10月を予定している。建物の空調・照明・防災設備などを安全で効率的に運用するビルオートメーションシステム「Butics(ビューティクス)」シリーズとなり、「Butics-SX」の名で展開する。
 環境意識の高まりから再生可能エネルギーが注目を集めるとともに、企業で非常時の事業継続計画(BCP)対策が重視され、太陽光パネルや蓄電池を設置する建物が増えていることに対応した。建物内のボイラーやヒートポンプなどの熱源、モーター、ファンなどの動力、照明に加えて蓄電池と太陽光パネルの消費電力量を「見える化」する。
 蓄電池と太陽光パネルからの電力をリアルタイムに管理し、夜間に蓄電池にためた電力を日中使用する際の自動制御が可能になる。電力ピーク時間帯の熱原動力負荷を抑え、コスト削減につなげる。蓄積された電力使用量データを分析するツールも搭載する。フロアや時間帯ごとの電力使用量と無駄を可視化することで、消費電力削減を図る。
 インターネットを介してソフトやサービスを提供するクラウドのため、複数ビルの監視・制御が可能で、ビル別・エリア別の消費電力量の「見える化」も実現する。タブレット端末で場所を選ぶことなく監視できる。今後、蓄積されたデータや気象情報などを基にした電力需要の予測や、節電ガイダンスの提供などサービスの拡充を進める。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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