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環境ニュース[国内]

大京、川崎のマンションでグリーンカーテンの実証実験、コンソーシアムに参画

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.07.16 【情報源】企業/2013.07.11 発表

 大京は、川崎市麻生区のマンション「ライオンズはるひ野シーズンズテラス」(82戸)で、居住者を対象にグリーンカーテン(植物のカーテン)の実証実験を始めた。18世帯で10月まで効果を検証する。節電・省エネとグリーンカーテンの普及を進める同市の「かわさきスマートライフ推進コンソーシアム」に参画して実施する。
 グリーンカーテンは建物の外側に植物を生育させて温度上昇を抑える省エネ手法で、実証試験ではマンション各室にグリーンカーテンを設け、昨夏と今夏の電気使用量とCO2排出量を比較するとともに室内外の温度・湿度を測定する。一部住戸では放射熱の影響を考慮した体感温度に近いグローブ温度や風量を測り、熱画像も撮影する。
 大京は昨夏もマンションでグリーンカーテンの効果に関するデータ測定と分析を行ったが、今夏はグローブ温度、風量の測定や熱画像の撮影など昨夏とは異なる実験・検証を手掛ける。実証実験の検証結果を基に、風や太陽光など自然のエネルギーを有効活用して室内を快適にするパッシブ手法を採用した住まい環境の提案につなげる。
 かわさきスマートライフ推進コンソーシアムは、川崎市地球温暖化防止活動推進センターが主体となり、電力使用量とCO2排出量削減を目的に市内の一般家庭とマンション管理組合に節電・省エネとグリーンカーテン設置を促している。大京は昨夏に行ったグリーンカーテン実証実験の実績から、コンソーシアムに参加することにした。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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