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環境ニュース[国内]

ホンダ、9月発売のHV「フィットハイブリッド」で国内最高の36.4kmの燃費達成

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.07.24 【情報源】企業/2013.07.19 発表

 ホンダは、9月に発表・発売を予定している小型ハイブリッド車(HV)の新型「フィットハイブリッド」で、国内のHVモデル最高となる1Lあたり36.4kmの燃費を達成した。実際の走行に近いJC08モードの国土交通省審査値となり、小型車に適した1モーターの軽量でコンパクトなハイブリッドシステムを初搭載して実現した。
 新型フィットハイブリッドに採用したハイブリッドシステムは「スポーツ・ハイブリッドiDCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」と呼び、モーターが1つでありながらエンジンとモーターを切り離して走ることでモーターだけの電気自動車(EV)走行を可能にした。ホンダの新世代駆動技術の1つとなる。
 スポーツ・ハイブリッドiDCDは走行状況に合わせてエンジンとモーターを接続・切断し、モーターだけの「EVドライブ」、エンジンとモーターの「ハイブリッドドライブ」、エンジンのみの「エンジンドライブ」の3種の走行モードを自動的に選択する。新開発のエンジンは直列4気筒1.5Lで高膨張比サイクルを採用した。
 電力の回生効率を高めるブレーキシステムや、エンジンの負荷を低減する電動圧縮機なども採り入れ、従来のハイブリッドシステムと比較して燃費性能を35%以上高めた。現行のフィットハイブリッドの燃費は1Lあたり26.4kmで、新型は1Lで10km伸びる。新型はHVでトップの燃費性能に加え、加速感のある走りも特長となる。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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