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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、イオン九州に環境格付けに基づく融資実施、最高ランク付与

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2013.09.06 【情報源】企業/2013.09.03 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、イオングループで九州地区で店舗展開する総合小売り事業者のイオン九州に対し、独自の環境格付け「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。環境配慮型商品の販売や次世代型環境配慮店などを評価して「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」とする最高ランクの格付けを付与した。
 イオン九州は、イオングループの中で地域に根ざした事業を推進し、地域貢献に力を入れる。「安全・安心な店舗・商品・サービスの提供を通じて、豊かな暮らしと地球環境保全の両立に取り組む」とした環境指針を掲げ、環境配慮型商品の販売、廃棄物の削減・再資源化、CO2排出削減に向けた植樹活動などを実施している。
 DBJ環境格付では、地域産品を地産地消に限ることなく、グループの環境配慮型商品「トップバリュグリーンアイ」に進化させて全国の流通網で展開し、グループの経営基盤を活用して地域に振興していることや、店舗全体のエネルギーを管理する次世代型環境配慮店を全国に先駆けて導入・運営している点を高く評価した。
 さらに、環境イベントへの参加や地元小学校の店舗見学受け入れなどの地域コミュニケーション活動を通し、地域住民の環境意識を高めたり環境行動を促進していることも高評価につながった。DBJ環境格付では、DBJが開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評価し、得点に応じて融資条件を設定する。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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