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環境ニュース[国内]

NEC、電力の「見える化」を手軽に実現 オフィスや店舗向け低価格パックを発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.01 【情報源】企業/2013.09.27 発表

 NECは、オフィスや店舗の電力の「見える化」を手軽に実現するスターターパックを9月27日発売した。電流・電圧値を図るセンサーと計測機器の「スマートコントローラ」、パソコン用ソフトを組み合わせた最小構成をセットにして価格を抑えた。本格的なシステム導入前の試行や、小規模オフィス・店舗での利用を想定している。
 電力の「見える化」に必要なセンサー、スマートコントローラといったハードと、ソフトがパックになっているため、既存のパソコンにソフトをインストールするだけで利用が可能。スマートコントローラは1台で最大24カ所の電力を高精度で計測し、オフィスや店舗の照明、空調など機器ごとの電力使用量を細かく把握できる。
 スターターパックは、スマートコントローラ1台、電流センサー24個(250A対応2個、50A対応22個)、センサーとスマートコントローラをつなぐケーブル、パソコンソフトで構成する。1分間隔で最新の電流、電圧、電力などを計測し、パソコン上に当日分や最大8日前との比較をグラフ表示する。過去3カ月分のデータが出力できる。
 省エネ対策で電力の「見える化」を検討する企業が増える中、効果が分からない段階では本格的なシステムの導入が難しいため、小規模で始めたいというニーズに応えた。19万8000円(税別)と同様のシステムでは低価格を実現した。NECは、スターターパックを通してビル全体やチェーン店展開などへの大規模システム提案につなげる。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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