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環境ニュース[国内]

東芝、石巻市でスマートコミュニティー向けエネルギー管理システム

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.15 【情報源】企業/2013.10.09 発表

 東芝は、岩手県石巻市でスマートコミュニティー(環境配慮型地域)の構築に向け、東北電力とともに地域エネルギー管理システムを開発する。経済産業省の「2013年度スマートコミュニティ導入促進事業費補助金」で交付事業に採択された。2011年3月に発生した東日本大震災で被災した同市の復興基本計画の重点プロジェクトとなる。
 再生可能エネルギーの活用によって環境に配慮した災害に強い街づくりを進め、明かりと情報が途切れない安全・安心な街を目指す取り組みで、需給バランスを調整する地域エネルギー管理システムをモデル地区に構築する。東芝は全体を管理するとともに、需要家側のエネルギー情報を集めて需要を調整するシステムを導入して運用する。
 東北電力は、太陽光発電が大量に導入される地区で出力変動を抑制して電力系統を安定化するシステムを入れ、運用する。東芝の需要家統合システムと東北電力の系統安定化システムを連携させ、両社で地域エネルギー管理システムを共同運営してモデル地区の需給バランスを調整する。石巻市は、再生可能エネルギーの普及活動を行う。
 経済産業省は、エネルギーの利用効率を高めるスマートコミュニティー化を被災地で推進。石巻市では2013年度に防災拠点となる公共施設のエネルギー利用を一元管理する「見える化」機能を構築する。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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