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環境ニュース[国内]

大和ハウス工業、神奈川県の「エコタウン」事業でスマートコミュニティーを開発

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.09.12 【情報源】企業/2012.09.10 発表

 大和ハウス工業は、神奈川県企業庁が相模原市中央区で進める「ソーラーパネル輝く光が丘エコタウン創造事業」で優先交渉権者に選定され、スマートコミュニティー(環境配慮型地域)を開発する。全128区画の住宅に創エネ・省エネ・蓄エネ設備を導入するとともに、太陽光発電システムを搭載した集会所を建設し、環境配慮型商業施設を誘致する。

 光が丘エコタウンの開発面積は3万4869.48m2。大和ハウス工業にとって初の住・商一体型のスマートコミュニティーとなる。すべての一戸建て住宅に太陽光発電システム、HEMS(ホームエネルギー管理システム)、家庭用リチウムイオン蓄電池、電気自動車・プラグインハイブリッド車用の充電コンセントを装備し、光熱費とCO2排出量を削減する。

 太陽光発電システムは1戸当たり3kW以上で全戸合わせて約384kW分になり、誘致する商業施設にも太陽光発電を設ける。さらに、全戸に高効率給湯器や家庭用燃料電池を装備するほか、LED(発光ダイオード)照明を採用。太陽、風、水といった自然エネルギーを最大限に生かす設計も施す。街区の植栽には既存の樹木を植え、地域の生態系に配慮する。

 県のエコタウン創造事業は「スマートエネルギー構想」を推進するため、民間のノウハウを活用して再生可能エネルギーの利用拡大を図ると同時に、環境配慮型の新しい住環境を創ることが狙い。大和ハウス工業は光が丘エコタウンに関して県と9月中に基本協定を結ぶ。10月ごろに売買契約を締結して土地の譲渡を受け、2013年春ごろの一部販売を目指す。【大和ハウス工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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