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環境ニュース[国内]

積水化学、エネルギーの自給自足を目指す新しいスマートハウス発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.24 【情報源】企業/2013.10.21 発表

 積水化学工業は、太陽光発電システム、住宅エネルギー管理システム(HEMS)、蓄電池の機能を強化してエネルギーの自給自足を目指す新しいスマートハウス(次世代型環境配慮住宅)商品「スマート・パワーステーション」シリーズを10月26日に発売する。鉄骨系と木質系住宅を用意し、家電を含む実使用のエネルギーで収支ゼロを可能にする。
 積水化学が推進する創エネ(太陽光発電)、省エネ(HEMS)、蓄エネ(蓄電池)の「3点セット」を進化させた。太陽光発電システムは、新たに開発した太陽電池一体型の屋根や長いひさし(鉄骨系)、南面の面積を増やす流れ屋根(木質系)によって、100m2程度の住宅規模でも売電期間が20年間となる10kWの設備を設置できるようにした。
 HEMSは従来のエネルギー「見える化」に加え、居室ごとに人の在・不在をセンサーで自動検知して制御する機能を搭載するとともに、独自の全室空調の省エネ性能を高めた。太陽光発電システムの適正な発電と蓄電池の劣化など、設備の状態を見守るサービスも始める。蓄電システムは小型化し、導入できなかった狭小地での設置を可能にした。
 3点セットを強化したことで冷蔵庫、IHヒーター、テレビなどの家電を含むエネルギー収支ゼロが身近になるといい、エネルギー自立型の快適住宅商品、と位置付けた。標準仕様で鉄骨系は3.3m2あたり66万円台から、木質系は同69万円台からとなる。2013年度に鉄骨系250棟、木質系50棟、2014年度はそれぞれ1000棟、200棟の販売を目標にした。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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