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環境ニュース[国内]

パナソニック、米国EVメーカーのテスラモーターズと電池供給拡大の契約を締結

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.11.06 【情報源】企業/2013.10.30 発表

 パナソニックは、米国電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズと、EV用リチウムイオン電池の供給量を拡大する契約を結んだ。2014〜2017年の4年間の契約で約20億個を供給する。主に高級EVセダン「モデルS」に搭載され、2014年末までに量産を予定する多目的車「モデルX」にも使われる。2011年に締結した契約を更新・拡充した。
 パナソニックとテスラが2011年に結んだリチウムイオン電池供給契約に基づき、パナソニックは2013年6月までに、モデルS向けに1億個を出荷した。モデルSは米国で2012年に納車が始まり、2013年には2万台以上の販売が見込まれる。EV用の次世代電池を開発してEV市場を拡大させるなど、両社が築いてきた協力関係が今回の契約につながった。
 パナソニックとテスラが開発した次世代電池は、最高のエネルギー密度と性能を実現するという。EVの品質や寿命の最適化を目的に開発した円筒形のリチウムイオン電池をパナソニックが供給し、これを複数組み込んでテスラがEV用の電池パックにする。モデルSはこの電池によって、500kmとEV業界をリードする長い航続距離を達成している。
 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は、「契約締結で引き続きEVの生産ペースを高められることは重要な意味を持つ」とし、「協力関係を続けることが今後のテスラの成功に不可欠」とコメントした。パナソニックは生産体制を増強してテスラのEV生産拡大に十分なリチウムイオン電池を供給する。パナソニックはテスラに出資している。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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