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環境ニュース[国内]

積水化学、家庭用蓄電池利用実態アンケートで満足度87%、光熱費削減などが理由

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.12.18 【情報源】企業/2013.12.12 発表

 積水化学工業が、住宅ブランド「セキスイハイム」の入居者に実施した家庭用蓄電池利用実態アンケートで、採用満足度は87%に達した。光熱費削減や非常時の電源確保が主な理由だった。調査は、家庭用蓄電池(5.53kWhか7.2kWh)、太陽光発電システム、住宅エネルギー管理システム(HEMS)を導入した住宅入居者に郵送で8月に実施した。
 2012年9月〜2013年3月に引き渡した住宅を対象に、ある程度の使用期間を経た調査となり、蓄電池利用者の意識と実態を初めて数値的に明らかにした。115件の有効回答があった。蓄電池について「非常に満足」の44%と「まあ満足」の43%を合わせて87%が満足していた。「やや不満」は3%、「非常に不満」0%、「どちらとも」が10%だった。
 満足している点(複数回答)は「月々の光熱費が削減できる」88%、「非常時の電源確保ができる」71%が突出している。特に女性の満足度が高く、女性の「非常に満足」は53%と男性の40%を上回った。「月々の光熱費が削減できる」も男性の81%に対して女性は95%、「非常時の電源確保ができる」も女性は82%で男性の66%より多かった。
 家族の人数と消費電力量が多い層は蓄電量をほぼ使い切る日が多く、経済的な使い方をしている一方、「やや不満」「どちらとも」が約2割あった。半面、蓄電量が余る日が多い層は満足度が最も高く、「ピークカットなど電力事情への貢献」を理由に挙げる割合も大きかった。ただ、蓄電池の稼働率を上げて経済性を高める提案も必要になる。【積水化学工業(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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