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環境ニュース[国内]

レンゴー、新名古屋工場が完成し営業を開始、太陽光発電設備や蓄電池など導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.01.08 【情報源】企業/2014.01.08 発表

 レンゴーが愛知県春日井市に建設していた新名古屋工場が完成し、1月6日に正式に営業を始めた。太陽光発電設備や蓄電池、LED(発光ダイオード)照明などの環境設備を積極的に導入した。省エネとCO2排出量削減を推進しながら、より少ない資源で高付加価値製品を作る「Less is more.」と呼ぶ同社の考えを実現した。
 新名古屋工場は、名古屋工場(名古屋市東区)の移転先として春日井市の工業団地に造った。敷地面積は10万5785m2で、建物は3万6991m2の延べ床面積がある。従業員は120人で段ボールシートや段ボールケースを製造する。2027年に予定されるリニア中央新幹線開業を控え、グループの中部地区の中核拠点工場に位置付けた。
 太陽光発電設備は1505.9kWの発電容量があり、建物の屋根に5868枚、のり面に1568枚のパネルを取り付けた。年間発電電力量は、約425世帯の年間消費電力に相当する約154万kWhを見込み、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電する。屋上にパネルを設置したことによる建物の遮熱効果も期待している。
 電力貯蔵用の大型リチウムイオン蓄電池を備え、全ての照明をLEDにしたほか、排ガスが出ないバッテリーリフトを採用した。加えてガスボイラーによるCO2排出削減、蒸気循環システムなど製造設備の省エネ化、集中管理でのエネルギー機器の無駄の削減、断熱性の高い構造による冷暖房エネルギーの削減なども実施する。 【レンゴー(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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