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環境ニュース[国内]

積水ハウス、全国5工場で大規模太陽光発電 システムの設置を完了、発電を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.05.17 【情報源】企業/2013.05.15 発表

 積水ハウスは、全国に5カ所ある工場全てで大規模太陽光発電システムの設置を完了し、運転を始めた。発電出力は計約6.7MW(6700kW)となり、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を各地域の電力会社に売電する。5工場を合わせたリアルタイムの発電量とCO2排出削減量をウェブサイトで公開している。
 年間で一般家庭1680世帯分の年間電力消費量に相当する607万kWhの発電電力量を予想し、2億円以上の売電収入を見込んでいる。設備投資額は約25億円となる。各工場ではこれまでも廃棄物の削減や省エネなどを進めてきたが、太陽光発電設備で環境配慮への取り組みを一層強化する。太陽光発電に力を入れている企業姿勢を強調する狙いもある。
 太陽光発電設備は、東北工場(宮城県色麻町)、関東工場(茨城県古河市)、静岡工場(静岡県掛川市)、兵庫工場(兵庫県加東市)、山口工場(山口市)の建物の屋根などに設置した。出力は東北が693kW、関東2438kW、静岡1982kW、兵庫371kW、山口1199kWで計6683kW。それぞれ東北電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力に売電する。
 5工場のうち東北は7月、関東は10月からフル稼働する。ウェブサイトでは現在の発電電力、今日の発電電力量、今日のCO2削減量を表示し、環境への貢献をアピールする。積水ハウスは環境配慮型住宅を推進し、2012年度には新築一戸建て、賃貸住宅、リフォームの2万1305棟に対し、計86.2MW(8万6200kW)と業界最多の太陽光発電システムを設置した。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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