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環境ニュース[国内]

村田製作所、グループ会社の東京電波工場でメガソーラーシステムの設置に着手

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.01.16 【情報源】企業/2014.01.14 発表

 村田製作所は、グループ会社で水晶装置や電子計測器の製造・販売を手掛ける東京電波の群馬工場(群馬県玉村町)にメガソーラー(大規模太陽光発電)システムを設置する。2013年12月に工事に着手した。2014年3月の完成を予定している。村田製作所グループで最大規模の太陽光発電設備となり、発電した電力は外販する。
 「村田製作所メガソーラー群馬」と名付け、群馬工場の敷地内に造る。約1.6MW(1600kW)の総出力があり、約6700枚のモジュールを取り付ける。年間で、一般家庭約540世帯が1年間に消費する電力量が発電でき、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を適用して東京電力や新電力に売電する。環境学習にも役立てる。
 村田製作所は、本社(京都府長岡京市)に50kW、野洲事業所(滋賀県野洲市)に1MW(1000kW)、中国の深セン村田科技に1MW(1000kW)の太陽光発電設備を設置している。今回工事を始めたメガソーラー群馬は約1.6MW(1600kW)でグループ最大の出力となり、これを加えるとグループの導入量は計約3.6MW(3600kW)になる。
 東京電波は2013年8月に村田製作所のグループに入った。それまでも提携関係にあったが、両社の経営資源を最大限に活用するとともに、経営判断を迅速にするため、村田製作所は完全子会社にした。それを機に関東地方での再生可能エネルギーの普及と電力の安定供給への貢献を目的に、メガソーラーシステム導入を決めた。【(株)村田製作所】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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