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環境ニュース[国内]

大阪ガス子会社、再生可能エネルギー発電所促進でカーボンカウンセラーを活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.01.24 【情報源】企業/2014.01.20 発表

 大阪ガスの100%子会社で太陽光・水力発電事業と新エネルギー事業モデル企画・開発のエナジーバンクジャパン(EBJ)は、カーボンカウンセラーを活用する。カーボンカウンセラーを輩出した温暖化防止技術開発・コンサルティング会社、スマートエナジー(東京・千代田区)と提携し、再生可能エネルギーを利用した発電所の設置を促進する。
 EBJは、顧客が初期投資なしで再生可能エネルギー発電設備を設置できる大阪ガスのサービスを基に、発電設備の技術評価・エンジニアリング・保守メンテナンスをパッケージにした発電事業の枠組みを構築した。自治体などと共同で発電事業を実施している。スマートエナジーは内閣府の委託で2012、2013年に、地域と連携・協力してCO2排出削減活動を進めるカーボンカウンセラーの育成団体を設立し、約2000人を輩出した。
 両社の連携では、EBJが発電事業の枠組みをスマートエナジーに提供し、同社は、事業化されていない全国の中小規模の太陽光発電事業や水力、風力、バイオマス発電事業を推進する。同社はカーボンカウンセラーを通して地域の再生可能エネルギー利用発電設備の設置に関する情報を集め、発電事業の枠組みやノウハウを生かして事業化を図る。
 事業化の際は発電会社を設け、地元のカーボンカウンセラーを主体に保守・運営して地域の雇用を創出する。大規模太陽光発電設備の設置が広がる一方、地元企業などが中心となる中小の太陽光発電や水力、風力、バイオマス発電は、ノウハウのある人材や資金の不足から進んでないため、EBJはカーボンカウンセラーを活用することにした。【大阪ガス(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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