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環境ニュース[国内]

キヤノン、「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット」を導入

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.02.05 【情報源】企業/2014.02.03 発表

 キヤノンは、経済産業省が主導して進める「カーボンフットプリントを活用したカーボン・オフセット」制度を複合機に初めて導入する。この制度によって再生複合機「Refreshed(リフレッシュド)シリーズ」で製品のライフサイクル全体のCO2排出をゼロにする。環境配慮製品として同省から付与される認定マーク付きの複合機を3月から順次販売する。
 キヤノンが制度の対象にするリフレッシュドシリーズは、省エネ・省資源設計を施すとともに、製品のリユースリサイクルを視野に入れて開発した製品で、回収した使用済みの機器を部品レベルまで分解して洗浄・清掃し、劣化・摩耗部品などを交換して出荷する。A4横のカラーが1分間に30枚出力できる新製品「iR C3580F-R」など計6機種に導入する。
 iR C3580F-Rはこれまでも製造段階までのCO2排出量をオフセットしているが、新たに同制度を導入した。物流、ユーザーの使用、廃棄・リサイクルまで含めたライフサイクル全体で排出されるCO2排出量をオフセットしてCO2排出量をゼロにする。認定されると、CO2ゼロの製品・サービスを表す「どんぐりマーク」が製品やカタログで使用できるようになる。
 カーボンフットプリントは、 製品などの原材料調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクルを通して排出される温室効果ガスをCO2に換算して表示する仕組みを指す。カーボン・オフセットは、排出した温室効果ガスのうち、削減困難な部分の排出量のすべてか一部について、他の排出削減・吸収量で埋め合わせ(オフセット)することを意味する。【キヤノン(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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