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環境ニュース[国内]

日本たばこ産業、「JTの森 鶴岡」で森林保全協定を延長して2期目の活動を展開

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.02.17 【情報源】企業/2014.02.12 発表

 日本たばこ産業(JT)は、山形県鶴岡市で取り組んでいる森林保全活動「JTの森 鶴岡」で、森林保全協定を5年間延長して4月から2期目の活動を展開する。現在の協定期間が3月に満了となるが、森林が持つ機能を発揮させるには今後も継続した手入れが必要と考え、同県の「やまがた絆の森」協定に基づいて活動期間を延長することにした。
 JTは2009年4月に鶴岡市内の海岸砂防林を県、市、森林組合から5年間借り受け、JTの森 鶴岡と名付けて森林保全を実施してきた。対象になった日本海に面した庄内砂丘では、海側からの強風や飛砂から暮らしや農作物を守るため、約300年前から海岸で砂防林を育てている。これまでJTは、こうした機能を高める整備を地域と協働して進めた。
 具体的には、農作物の日照に影響を与える樹木の樹高調整や、病害虫による松枯れ被害への対処、外来植物のニセアカシアの除去などを行った。今回、協定期間の満了にあたり、海岸砂防林の機能発揮には引き続き整備が必要、と判断して期間延長を決めた。2期目も1期目と同様、地域住民とJTグループ従業員の交流につながる活動を推進する。
 山形市で2月19日に開く締結式で知事、鶴岡市長、地元森林組合代表とJT副社長が協定を結ぶ。JTの森 鶴岡は24.7haの面積があり、4〜116年のクロマツで構成する。JTは全国9カ所のJTの森で森林整備に取り組んでいるが、JTの森 鶴岡は東北地方唯一となる。JTの森はほかに北海道、山梨、岐阜、和歌山、鳥取、高知、熊本、鹿児島県にある。【日本たばこ産業(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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