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環境ニュース[国内]

花王、生物多様性保全の海外調査への参加機会を教員に提供するプログラム実施

環境学習 カウンセラ/指導者】 【掲載日】2014.02.20 【情報源】企業/2014.02.17 発表

 花王は、生物多様性保全を進める海外の野外調査研究への参加機会を小・中学校教員に提供するプログラム「花王・教員フェローシップ」を実施する。夏休み期間中の7〜8月の10〜12日間、世界各地で行われているプロジェクトにボランティアで参加し、自らの体験を児童・生徒への環境教育に役立てることが狙いとなる。3月1日に募集を始める。
 タイでのゾウの知力調査、南アフリカのペンギン、カナダの北極圏周辺の気候変動、ウガンダの森でチンパンジーを追う、コスタリカの哺乳類――の5つの野外調査プロジェクトで各2人ずつ、計10人募る。調査期間中の食費、宿泊代、移動費などを含むプロジェクトの研究分担金約30万円と、渡航費や装備品など自由に使える10万円を支援する。
 教員フェローシップは、花王が「次世代を育む環境づくりと人づくり」をテーマに推進する社会貢献活動の一環で、今回で11回目となる。子供たちに影響力を持つ教員が世界の生物多様性保全プロジェクトを手伝い、そこで得た経験や感動を学校や地域での環境教育に結び付ける。児童・生徒、教員同士や地域への幅広い波及効果を期待している。
 これまで世界55のプロジェクトに109人の教員が参加した。前回、2013年の参加者は「地球の中の一人としてできることを発見し、実行する必要性に気づかせてくれた」「体験を通して自然の素晴らしさや楽しさを一緒に感じられる学習スタイルを大切にしていきたい」などと感想を寄せている。4月10日まで応募を受け付け、5月上旬に選考する。【花王(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(EMF)

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