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環境ニュース[国内]

YKK AP、テラス・バルコニー囲いを拡充、PM2.5や黄砂・花粉対策で需要が急増

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.03.24 【情報源】企業/2014.03.18 発表

 YKK APは、テラス・バルコニー囲い商品シリーズ「サンフィールIII」のラインアップを拡充する。デザイン性の高い木調ガーデンルームタイプ(テラス囲い)を3月に発売し、日射遮へい性能を向上させた新仕様を加える。PM2.5(微小粒子状物質)や黄砂による大気汚染、花粉対策で需要が急増していることを受け、提案力を高める。
 サンフィールIIIは、テラスやバルコニーを覆って新たな空間を創り出す囲いで、雨天でも洗濯物が干せるようになる。晴れた日は日差しを採り込み蓄熱することで室内の暖かさを保つ効果がある。出荷数は好調に推移し、前年比の伸び率は全国で141%となった。特にPM2.5の影響が大きい九州地方で165%、関西地方で159%を記録した。
 YKK APは今後も需要の継続が期待できると判断し、デザイン性にこだわる顧客の要望に応えると同時に、屋根材に日射遮へい性能に優れる新仕様を追加することにした。木調ガーデンルームタイプは、正面から見える部分(見付)を90mmにそろえて統一感を出し、柱に雨どいを内蔵するすっきりとしたシンプルなデザインにした。
 屋根材は、透明の場合と同等の明るさを確保しながら、体感温度に影響する日射透過率を36%低減する「熱線遮断ポリカーボネート板」を新たに追加した。紫外線はほぼ通さない。価格は、再生木の床を使った開口部3面テラス窓3640mm×2670mmで、255万9100円(税、取り付け費別)からで、2014年度に1億円、2016年度に5億円の売り上げを目標にした。【YKK AP(株)】
提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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