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環境ニュース[国内]

丸紅、株主総会会場の電力にグリーン電力を使用、「グリーン電力証書」を活用

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.06.26 【情報源】企業/2014.06.23 発表

 丸紅は、パレスホテル東京(東京・千代田区)で6月20日に開催した、第90回定時株主総会の会場の電力に、環境負荷が少ないグリーン電力を使用した。環境付加価値を取引する「グリーン電力証書」の仕組みを活用し、同ホテルを運営するパレスホテル(同区)が同証書を購入した。丸紅が株主総会をグリーン電力で賄うのは、今回で3年連続5度目となる。
 丸紅の株主総会にあたってパレスホテルは、1500kWh分のグリーン電力証書を購入した。丸紅100%子会社で発電・電力供給事業を展開する三峰川(みぶがわ)電力がグリーン電力証書を発行した。三峰川電力は小水力発電所や太陽光発電所を運営するほか、グリーン電力証書の発行を手掛ける。パレスホテルには、水力発電による証書を発行した。
 丸紅はこれまで、定時株主総会で2009年(第85回)、2010年(第86回)、2012年(第88回)、2013年(第89回)に会場の電力をグリーン電力で賄った。毎回、今回と同様に1500kWh分のグリーン電力証書を使用した。三峰川電力が2010年3月にグリーン電力証書発行事業者に認定されて以降は同社の証書を使っている。パレスホテルは、2012年から会場として使われている。
 グリーン電力は、水力、風力、バイオマス、太陽光、地熱など自然エネルギーで発電した電力を指す。石油や石炭などの化石燃料による発電と異なり、CO2が発生しないため環境負荷が少ない。グリーン電力証書の仕組みは、グリーン電力の環境価値を証書にして取引することでグリーン電力を使ったと見なす。丸紅は今後も、環境への取り組みを推進する。【丸紅】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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