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環境ニュース[国内]

佐川急便、宅配便を活用した使用済み小型家電回収事業を本格的に開始、業界初

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2014.07.24 【情報源】企業/2014.07.22 発表

 佐川急便は、宅配便を活用した使用済み小型家電の回収事業を愛知県で本格的に始めた。宅配便業界で初めてという。同県大府、小牧、豊橋市で7月1日に先行スタートし、7月21日に県内全域に広げた。小型家電のリサイクルリユースを手掛けるリネットジャパン(大府市)と展開する。回収の対象は、パソコン、生活家電など400品目以上を想定している。
 使用済みの小型家電を自宅まで回収に行くサービスで、利用者が容易に小型家電をリサイクルできる環境を整備する。利便性を高めて回収率を高めるとともに、リサイクルの促進につなげる。佐川急便とリネットジャパンが協業の枠組みで小型家電リサイクル法の再資源化事業計画を申請し、リネットジャパンが認定を取得して実現した。
 利用者はインターネットから申し込み、回収希望日時を登録する。最短で翌日に回収される。料金は宅配回収料だけで、クレジットカードや銀行のネット決済で支払う。自治体に回収を依頼する際のリサイクル券を購入する必要はない。使用済み小型家電は段ボール箱などに詰め、希望した日時に自宅を訪れる回収車に引き渡す。
 小型家電には有用な金属が含まれているものの、利用されないまま埋め立て処理されていたことから、2013年4月に小型家電リサイクル法が始まり、回収を推進している。しかし「近くに回収ボックスがない」「持ち込むのが面倒」などの理由で、適正な回収が進んでいない地域も多い。そのため佐川急便は宅配便での回収事業の実施を決めた。【佐川急便(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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