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環境ニュース[国内]

カゴメ、日本政策投資銀行の環境格付けで最高ランクを取得して資金調達を実施

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2014.08.05 【情報源】企業/2014.07.31 発表

 カゴメは、日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付けで最高ランクの格付け「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」を取得し、7月31日に資金調達を実施した。環境格付けは、2004年に運用を始めてから10年たち、DBJは今回、設問の内容を大幅に見直した。リニューアル後で初めて、カゴメに格付けを付与した。
 カゴメは、持続可能な「人・社会・地球環境の健康長寿に貢献する」をテーマに、重要度に応じて事業活動に組み込んでいる。栽培時の環境負荷削減の観点から、国内産トマトを中心とした製品原料に独自の栽培ガイドラインを策定していることと、契約農家を支援して農業の持続可能性向上を図っている点が、高く評価された。
 このほか、原料調達段階からの生態系モニタリングで事業の影響を把握するとともに、専門家の協力で生物多様性と自社のバリューチェーン(価値連鎖)の関係を分析する。生態系への影響を低減するこれらの取り組みを加速させている点が認められた。カゴメは、リニューアル前の2009年9月にも最高ランクの格付けを取得している。
 カゴメは環境格付けの最高ランク取得を弾みに、今後も自社製品と深く関わる生態系の保全に取り組む。DBJの環境格付けは、独自のシステムで企業の環境経営度を評価して優れた企業を選び、評価に応じて融資条件を設定する。これまで10年の実績・経験と、企業の非財務情報の開示に関する最新の流れを参考に、設問を改めた。【カゴメ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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