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環境ニュース[国内]

大京、全戸に家庭用蓄電池装備の分譲住宅販売を東京・国立市と東村山市で開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.09.12 【情報源】企業/2014.09.10 発表

 大京は、全戸に家庭用蓄電池を標準装備する分譲住宅の販売を東京都国立市と東村山市で9月中旬から始める。「アリオンテラス国立西」と「アリオンテラス東村山」で、どちらも薄型本体の蓄電池を使用した蓄電システムレンタルサービスを活用する。これによって住宅への蓄電池導入の課題とされる、設置場所の確保とコストの高さを解決する。
 アリオンテラス国立西は2階建て7戸、アリオンテラス東村山は同14戸で、入居開始はそれぞれ9月下旬、11月中旬を予定している。全戸に容量5.53kWhのNEC製のリチウムイオン蓄電池を備えた。NEC、オリックスなどが設立した、蓄電システムレンタル事業のONEエネルギーが提供するサービスを利用する。初期費用はなく月額2900円(税別)で10年間使える。
 レンタルサービスには、電力の「見える化」や節電をサポートする住宅エネルギー管理システム(HEMS)や、蓄電容量が想定外に低下した場合の交換、システムを最適化するための遠隔監視も含まれる。蓄電池によって割安な夜間電力を蓄えて昼間に利用でき、電気料金の削減とピークシフトができる。自然災害で停電しても電力を確保する。
 アリオンテラスは、大京がマンション供給地域と同じエリアで展開する都市型一戸建て住宅ブランドで、敷地全体でまとまりのある一戸建て分譲を目指す。2011年の横浜市中区以降、これまでに東京・世田谷、足立、葛飾区と横浜市神奈川区で開発してきた。今回は第6、7弾目の開発で、今後東京都で分譲するアリオンテラスには家庭用蓄電池を装備する。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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