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環境ニュース[国内]

パナソニック、米国にリチウムイオン電池生産会社設立、テスラとの協業の一環

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.10 【情報源】企業/2014.10.03 発表

 パナソニックは、米国ネバダ州にリチウムイオン電池の生産会社、パナソニックエナジーノースアメリカを10月1日に設立した。米国電気自動車(EV)メーカーのテスラモーターズとの協業の一環で、両社が連携して設置を検討してきた大規模電池工場「ギガファクトリー」で、EV向けのリチウムイオン電池を製造する。
 パナソニックエナジーノースアメリカは、資本金500万ドル(約5億4500万円)で、パナソニックの米国法人、パナソニックノースアメリカが出資した。リチウムイオン電池の生産・販売を手掛ける。新会社によって、EVの航続距離を伸ばすリチウムイオン電池パックの製造コスト削減を図る。
 パナソニックは、テスラと2007年からさまざまな協業を進めてきた。ギガファクトリーは、テスラのEVと蓄電システム向けのセル、モジュール、パックを製造するために建設し、パナソニックが協力する。パナソニックエナジーノースアメリカは、テスラが予定している大衆向けEVに必要なリチウムイオン電池を供給する。
 パナソニックエナジーノースアメリカは今後、テスラの車両販売計画や、世界規模の積極的な新車販売に合わせて段階的に投資し、事業規模を拡大していく。ギガファクトリーでテスラは、2020年までに年間で容量35GWh(3万5000MWh=3500万kWh)相当のセルと50GWh(5万MWh=5000万kWh)相当のパックの製造を計画する。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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