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環境ニュース[国内]

東芝、蓄電池システム1万台をエネルギー管理のエナリスから受注、需給を調整

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.10.14 【情報源】企業/2014.10.08 発表

 東芝は、蓄電池システム1万台をエネルギー管理サービスのエナリスから受注した。エナリスは、電力を販売する全国の需要家に蓄電池システムを設置し、遠隔で充放電を管理して、電力需給を調整するサービスを実施する。蓄電池システムは、東芝グループで産業用制御システムの東芝ITコントロールシステムを通じて、2015年度までに順次納入する。
 蓄電池システムは最大出力10kW、容量9.9kWhで、東芝のリチウムイオン二次電池「SCiB」を搭載する。約1万回以上充放電できる長寿命や安全性、低温動作性などの特長が評価された。エナリスは蓄電池システムを使い、再生可能エネルギーの出力変動や気温の変化で生じる電力需要と発電の差を軽減し、需要家のエネルギーバランスを最適化する。
 エナリスは、電力の代理購入と組み合わせてサービスを提供する。電力小売り事業者は、需給調整によって発電量が不足した際に義務付けられている電力補給の費用が削減できる。需要家は、ピークカット制御で契約電力を削減するとともに、安い夜間電力を蓄電して昼間に放電することで、電力料金が抑えられる。停電時のバックアップ電源にもなる。
 東芝は、蓄電池システムでこれまでに、横浜市や沖縄県宮古島市のスマートコミュニティー(環境配慮型地域)実証事業に参画しているほか、東北電力から世界最大級の出力40MW(4万kW)の蓄電池システムを受注した。海外でも展開している。今回の1万台受注を弾みに世界で事業を推進し、供給側と需要側双方での蓄電池システムの普及拡大を目指す。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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