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環境ニュース[国内]

清水建設、ユーラスエナジーが青森に設置するメガソーラー建設工事が55%終了

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.10.20 【情報源】企業/2014.10.15 発表

 清水建設は、青森県六ヶ所村で大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク」の建設工事を55%終えた。同メガソーラーは、豊田通商と東京電力が出資する風力・太陽光発電事業のユーラスエナジーホールディングスが設置する。着工済み案件では国内最大規模で、使用する約51万枚の太陽電池パネルのうち、10月15日時点で27万枚を取り付けた。
 ユーラス六ヶ所ソーラーパークは千歳平北地区と鷹架地区の2カ所に分かれ、それぞれ約113ha、約140haの面積で設備容量は計14万8000kW(148MW)に及ぶ。約3万8000世帯の年間使用電力量に相当する年間発電量を予想し、CO2削減量は杉の木500万本分の吸収量にあたる年間約7万tを見込む。2015年10月に工事を終え、翌11月の営業運転開始を予定している。
 千歳平北地区は起伏に富んだ土地、鷹架地区は埋め立てした平坦な土地になっていて、異なる施工法を採用した。千歳平北地区は、造成することなく架台の基礎を築くために断面が「H」形の鋼杭基礎を使用し、15cm角、長さ5〜6mのH形鋼7万400本を地中に打ち込んで架台を支える。全パネル21万1200枚のうち、これまでに10万8000枚の設置が完了した。
 鷹架地区は、高低のない平坦な地形が確保できることから、コンクリート基礎にした。3種類の基礎5万7600基で架台を支持する。基礎は架台が受ける風の影響に応じて使い分ける。30万2400枚のパネルのうち現時点で16万枚の取り付けを終えた。パネル設置と同時に両地区から変電所に送電する16.5kmの地中埋設送電線も敷設し、12.5kmが終了している。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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